イボ弁天

「イボ弁天」またの名を「お多福弁天」と呼ばれています。

(以下、柏市教育委員会記述より)
弁天様が祀られた年代は明らかにされていません。
初代高橋源左衛門という人が長く病気にかかり、弁天様のたたりだといわれたため、氏神として祀ったのが始まりだと言われています。

社の前にある池は巨人伝説ダイダラボッチ(※)の右足と言われ、長さは約10メートルあります。

成田方面から西に向かって歩いていたと言われており、逆井の観音寺近くの弁天様の池が左足跡と言われています。

池の水はイボ取りにも効果があるとされ、一時はかなり賑わったようです。

(※)ダイダラボッチとは・・・?

ダイダラボッチは、東日本で伝わる伝説上の巨人。
正式には「大太法師(だいたほうし)」で、伝承により「デーダラボッチ」「ダイタラボウシ」「ダイダラボッチャ」「だだ坊」「でいらぼー」「だいらぼう」などと表現される。

一夜で富士山を作り、榛名山に腰掛け、利根川で足を洗ったといわれている。